メイン « 赤帽さんが消えた
2001年の暮らしの手帖という雑誌に掲載されていた記事の一つです。
駅構内入口から待合室や列車へ、あるいは逆に列車から待合室や駅出入口まで旅客の荷物を運搬する。(Wikipediaより引用)
また、駅や周辺の案内・スキーや大型かばんなどのロッカーに入らない物も預かってくれるらしい。
とても素敵な方々ばかりで記事を読んでとても感動しました。
一回の荷物運び代金は小¥300大¥400。JRからは何の保障も無く預かり所の家賃/電気/水道/電話代なども自費。制服や制帽の支給も無いので一人一日¥1000を積み立てとして制服や制帽をまかなったり、不時の出費にあてたりしていたそうです。
売り上げ分を毎日人数分分割して分ける。一人当たり¥2000〜¥5000ととても肩身の狭い自由業でありながら、人の為にととても紳士的で素晴らしいサーヴィス業にとても感銘を受けました。
赤帽はポーター業のため、どう支払うかは使う人の気持ちが反映する。
海外のホテル等でチップがあるのはこういう意味(自分の代わりに汚れた部屋を綺麗にしてくれてありがとう...っていう代金)なのか...と納得。なんか知っているから払わなきゃいけないんだと思っていた自分を深く反省。
赤い帽子には外国のお客さんが感謝の気持ちでつけたバッジがたくさんつけられていてとてもかわいらしい。一時は大勢居たこの素敵なサーヴィス業が年が経つにつれ皆お年寄りになったりで人が減り各地で廃止し、今はほぼ無い。こんなに素敵な仕事が無くなってしまったのを思うと便利になったり裕福になったりなどと言って居るのが薄っぺらく感じる。こういう素敵な仕事(1文化)を無くしてしまった今のこの世の中を恥じる気持ちでいっぱいになった。
どの仕事関係なく、今の時代こういうちょっと不便利で人の手のかかるサービスというのよりも早く・正確に・手間のかからないモノという方ばかりに目がいきがちですが、絶対忘れてはいけないし、こういう今だからなおさらもっと大切にしていかなければいけないんじゃないかと強く思った。
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